銀歯を見た目よく治したい

 

学生時代に治した上の奥歯に入っている、とある銀歯

 

患者さんご本人は「奥歯で見えにくいところだけど治したい！！」

 

 

 

実際に診させていただくと

 

本当になかなか見えにくいところだったのですが

 

 

 

見えないところに対する熱い想いをお持ちの患者さんでした。

歯に対する熱い想い

心のなかでいつも「いいね！」をクリックする院長

 

 

実はこの患者さん

 

知り合いの歯科衛生士さんの妹さんでした。

 

４年程前に１度お会いしたことはあったのですが、時の流れを改めて実感。。。

 

というのも当時高校１年生くらいだった彼女が

 

今は歯科衛生士さんの卵で歯科の学校に通い始めたんだそうです。（すごいね！）

 

そんなこんなで歯への関心、意識も非常に高く

 

銀歯をダイレクトボンディングにて治した一例です。

 

 

※写真や情報は本人へ確認、同意のもと掲載させていただいております。

 

 

治療前の様子

 

 

上の奥歯に確かに銀歯が入っています。

 

一見すると問題ありません。

 

セラミックの治療法も選択肢でしたが、

 

削る量を最小限におさえたい想いと

 

将来、修理が可能な治療法として

 

ダイレクトボンディングと呼ばれる治療法を選択しました。

 

 

重要な治療前のひと手間

 

 

ダイレクトボンディングをしていくにあたり

 

まずは

 

ラバーダムと呼ぶゴムのシートで、治療予定の歯を保護します。

 

唾液中の細菌が歯に触れるのを防ぎ、呼気からも保護することで湿り気のない

 

ダイレクトボンディングをするのに適した環境を準備します。

 

この準備のひと手間が非常に大切！！！

 

 

さようなら銀歯

 

 

つづいて

 

銀歯を外したところです。

 

銀歯と歯の境目だったところは銀歯を張り付けるために使用していたセメントが変色、劣化していたことがわかります。（黒い帯状の線）

 

この劣化が進むことで銀歯と歯の隙間へと細菌が侵入、

 

気づきにくい虫歯のきっかけになるんですね。

 

ゾッとする方もいるかもしれませんが

 

銀歯の下では比較的日常茶飯事にみられるため、今回はだいぶ軽傷なケースと言えます。

 

 

虫歯の取り残しＣＨＥＣＫを終えて

 

 

銀歯を外した後に残っていた虫歯や劣化した古いセメントを取り除いたところです。

 

ここにあとは専用の樹脂を使用して元の歯を想像しながら復元していきます。

 

術者のセンスや技術による治療法のため

 

腕まくりをしてスタンバイ

 

 

だいぶ元の歯の形や色に近づいてきました

 

 

上の写真くらいまで形の回復をするまでには

 

約５分ほど

 

もともと入っていた銀歯であったりセラミックを使用する治療法の場合は

 

ドクターではなく歯科技工士さんに作成してもらったものを歯に張り付ける手順が必要になります。

 

つまり

 

多くの人が経験したことのある、「型どり」と「１週間ほどで出来上がると思います」といった治療の流れが必須ということですね。

 

しかし、今回のダイレクトボンディングと呼ぶ治療法では、

 

ドクターが直接お口の中で歯を復元させていくため、

 

型どりの必要もありませんし、

 

銀歯が外れないように削りすぎることもなくなります。

 

つまりその日のうちに治療が完了する方法の１つです。

 

 

before＆after

 

 

前回に引き続きダイレクトボンディングの一例をご紹介させていただきました。

 

どのような治療法にも利点と欠点は必ずあります。

 

そんななかで今回のダイレクトボンディングの最大の利点、メリットは

 

①削る量が最小限ですむこと

 

②修理が可能であること

 

この２点については既存のどのような治療法よりも優れているのではないかと考えています。

 

ご興味のある方は当院スタッフまたはドクターにご相談ください。

 

 

 

吉祥寺北町の片隅にある武蔵野市役所そばの歯医者さん。マックとミニストップもすぐそば関東バス緑町１丁目停留所おりてすぐ。マイクロスコープと拡大鏡を必ず使用して処置致します。お口の未来を照らす歯科医院

terasu歯科

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

院長のつぶやき

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