「歯磨きは楽しい」と思わせるには?
- 小児歯科
- 歯が生え揃うまでのケア
歯磨き嫌いの子供になってしまう原因のひとつに、「習慣づけ」をできなかった事というのがあります。勉強と同じで、強制的に無理やり歯磨きさせても習慣にはなりません。
歯がためを使って口に異物が入る環境に慣れさせる
強制的でなければ、どのように歯磨きをさせれば良いのでしょうか。いちばん理想なのは、赤ちゃんの時から「歯磨きのような」事をさせておく事です。
歯磨きを始めるのは、歯が生えてからでなくても構いません。市販でも手に入る「歯がため」を使ってみましょう。
歯がためは歯がムズムズする赤ちゃんのストレスを予防させる為の物ですが、子供のうちに口の中に物が入る違和感から慣れさせる、という効果も期待できます。
楽しんで歯を磨くことができたら大成功
歯が実際に生えてきたら、パピー用の歯ブラシで楽しく磨く習慣をつけましょう。当然「仕上げ磨き」は親の仕事になります。この際、上手に磨けなくても決して叱らないでくださいね。
肝心なのは「歯磨きは楽しい」と感じさせる事です。幼児時代の歯磨きの最大の目的は「習慣づけ」です。綺麗にするのは親の仕事、と割り切って、楽しく歯ブラシをさせてあげましょう。