子供の歯の生え始めと生え揃う時期は?
- 小児歯科
- 歯が生え揃うまでのケア
赤ちゃんは、胎児の頃から歯が少しずつ作られていき、生後半年位になると表面に出てれっきとした「乳歯」になります。
それから少しずつ生え揃え、ほとんどの子供の場合は3歳になるまでに20本の乳歯が揃います。
前歯から奥歯(乳臼歯)にかけて生える
最初に生えてくるのは前歯で、ほとんどの子は下の歯から出てきます。1歳くらいになると、上下共に前歯が生え、上下4本ずつ揃います。
前歯が出てきたら、前から奥にかけて徐々に生えていき、最後に一番奥の第二乳臼歯が顔を出します。20本すべて揃うのは2歳から3歳にかけてが一般的です。
生える早さは子供によってそれぞれ
歯の生える時期は、その子によって個人差があります。なかなか歯が見えないと心配になりますが、ほとんどの場合は通常通り生えてくれます。
「歯の生えるのが遅いからこの子は成長が遅いのでは」と心配される方もいらっしゃいますが、医学的な根拠はありません。関係ないと言っていいでしょう。
ちなみに、前歯から奥歯にかけての乳歯は、前から
乳中切歯(にゅうちゅうせっし)
乳測切歯(にゅうそくせっし)
乳犬歯(にゅうけんし)
第1乳臼歯(にゅうきゅうし)
第2乳臼歯
と呼ばれています。