悪玉細菌はどうやって増えていくの?
- 大人の虫歯予防
- 知っておきたい虫歯の知識
虫歯の原因となる悪玉細菌はなぜ増えるのか
皆さんは「口の中にいる細菌」というと何をイメージされるでしょうか。ほとんどの方は「虫歯菌でしょ?」と答えられると思いますが、実は、口の中には300種類程の細菌が存在しており、その中に虫歯の原因となる菌や歯周病の原因となる菌がいるのです。
口の中を不潔にしていると菌のバランスが崩れる
また、普段は何もしないのに、口の中を不潔にしていたりしていると虫歯の原因となってしまう菌もあります。口の中を清潔にするというのは、こういう菌の変化を防ぐために重要なのです。
バランスが整っている環境で、チョコレートなどの糖分が高い食べ物を大量に食べると、口内環境のバランスが崩れ、虫歯の原因となる菌が増える要因になります。もし歯にチョコレートが付いたまま放置しておくと、その周りは虫歯菌だれけになってしまうのです。
バランスの良い食事と歯磨き・フロス・フッ素で快適な生活を
虫歯を防ぐ一番の方法は「バランスの良い食生活」ですが、さらに虫歯菌の増殖を防ぐためにはフッ素が有効です。バランスの良い食事・食後の歯磨き・フロスに加えて定期的に歯医者さんに通ってフッ素を塗ってもらえば快適な食生活を続ける事ができるでしょう。