歯と歯茎以外に影響がありますか?
- 歯周病の事について
全身にも害が及ぶ恐ろしい歯周病
虫歯や歯周病の原因は「細菌」です。この細菌は、人間の内蔵などあらゆる所に移動したり繁殖したりする事ができます。そして、口の中は内臓とも繋がっています。従って、歯周病になっている原因の細菌は、体の中まで入り込んで内臓などの機能に障害を起こす事もあります。
血管にまで入り込む歯周病の細菌
細菌が入ると危険なのは心臓や肝臓などの内臓だけではありません。血管に入ってもさまざまな障害を引き起こす原因になります。
血管に入った細菌を退治するのは「白血球」の役目で、ほとんどの場合は退治されてしまうのですが、歯周病のせいで大量の細菌が血液に流れ、血小板まで入り込んでしまった、というケースも確認されています。
凄まじい数と威力の細菌が全身にまわる
「歯周病は全身の病気を引き起こす」と言われてもピンと来ないかもしれません。それは「細菌のしわざ」という事を理解していないからではないでしょうか。細菌は、体のあらゆる機能の障害を引き起こす原因です。ただでさえ細菌だらけの口の中に歯周病ができてしまうと凄まじい数になります。そんな状態で放置しないように気をつけましょう。