歯は白ければ白いほど健康なの?
- 大人の虫歯予防
- 知っておきたい虫歯の知識
少し黄みがかっているのが「健康な歯」の色
歯の白い人はとても清潔で爽やかに見えますね。とくに芸能人やモデルなどはほとんど全員が白くて並びの良い綺麗な歯をもっています。
少しでも黄色っぽいと「もっと白くしたい」と思いがちで、見た目もそう見えるのが一般的です。多くの人は「歯が白い」=「健康な歯」というイメージを持っていると思いますが、実際はどうなのでしょうか。
黄色い象牙質の上に白いエナメル質が被さっている
歯の本来の色は「真っ白」ではなく、「少し黄色っぽい白」です。これは、歯にある「象牙質」の影響によるもので、この象牙質は黄色っぽい色をしていて、その上に歯を白く見せる半透明の「エナメル質」が被さっています。
そのため、本来の歯は若干黄色く見えるのが普通で、このエナメル質がなくなってしまうと歯が黄色くなります。たばこのヤニやコーヒーで歯が変色する場合もありますが、たばこを吸わないのに歯が異常に黄色くなったらエナメル質が薄くなっているのかもしれません。そんな場合は歯科医で診てもらいましょう。