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砂糖やチョコを食べなければ虫歯は防げる?

  • 小児歯科
  • 親として知っておきたい虫歯の基礎知識

今の親御さんでも昔は親から「チョコレート食べると虫歯になるよ!」と言われたと思いますが、そもそもなぜチョコレートを食べると虫歯になりやすいのでしょうか。
チョコレートが歯についてそれが歯を溶かすと思っている方がいらっしゃいますが、そうではありません。

虫歯を作るのはチョコそのものではなく虫歯菌

正常な歯を虫歯にしてしまうのは砂糖などの糖分ではなく、「虫歯菌」という細菌です。
じゃあなぜチョコレートが良くないのかと言うと、チョコレートなどのお菓子には虫歯菌が喜ぶ成分がたくさん入っているからです。

その虫歯菌が好きな「糖分」は、チョコレートなどのお菓子だけに入っている成分でありません。
意外と知らない人が多いのが普段食べている「ご飯」にも糖分がたくさん含まれている事です。パンも同様です。

これらの炭水化物は口の中で糖質に分解され、体に吸収されていきます。
当然歯にもカスが残りますね。そのカスを放置するのはチョコレートを食べて放置するのと同じ事です。
ですので、チョコなどのお菓子を食べなくても普段の食事の後歯を放置していると虫歯になるのです。

お菓子さえ食べなければ平気?

もし自分のお子様がチョコレートが嫌いだったり親が食べないように制限していても油断してはいけません。
チョコをいつも食べているけど歯磨きをしっかりしている子供とチョコを食べないけど歯磨きが1日1回の子供ではどちらが虫歯になりやすいでしょうか?答えは明らかです。
しかし親の気持ちでは「チョコを食べたら虫歯になりそう」というのがあるので、そのようなお菓子を食べていないと歯磨きも疎かになりがちです。気をつけましょう。