痛くなる前にどうやって虫歯を発見するの?
- 小児歯科
- 歯磨き・虫歯予防
子供の歯の事を真剣に考えている親御さんであれば定期健診や普段の歯磨きに対して真面目に取り組んでいると思いますが、それでも虫歯になってしまう子供はたくさんいます。
定期検診と合わせて早期発見も心がけよう
忙しい時間の合間を縫って健診のために子供を歯医者に連れていくのはとても素晴らしい事です。しかし「定期的に歯医者で診てもらっているから安心」と考えるのは危険です。
乳歯は永久歯と比べて虫歯になりやすく、進行速度も速いのが特徴です。また、しっかり歯磨きしているつもりでも完璧に磨くのは不可能です。
ですので、できるだけ早く虫歯を発見する事も大切になってきます。
虫歯は、痛みを感じる段階では相当症状が悪化しており、抜歯をしなければならない事もあります。そうなると将来の歯並びに悪影響を及ぼしてしまいます。
痛くない時に虫歯を見分ける方法は
まず歯の色をチェックしましょう。茶色っぽく変色しているとしたら、エナメル質が虫歯におかされて象牙質が見えている状態です。これは中度の症状と言っていいでしょう。
こうなる前に虫歯を発見する方法は、歯の表面の「艶」を見る事です。健康な歯はツルツルしていて光沢がありますが、虫歯になる寸前の歯は艶がなくなって濁った状態になります。
もしこのような歯を発見したら、そこは磨き残しをしている箇所である可能性が高いので、重点的に磨かせるようにしましょう。
きちんと磨いていれば虫歯になるのを防ぐことができますが、念のため歯医者に連れていけば万全です。