フィンランドは何故虫歯の子供が少ないの?
- 小児歯科
- 親として知っておきたい虫歯の基礎知識
虫歯の少ない国として有名なフィンランド。とくに、子供の虫歯予防の意識の高さは見習うべきものがあります。
といっても、何か特別な事をしているわけではありません。
歯磨きを正しく食後に行い、フッ素やキシリトールを有効に利用し、虫歯になりにくい食生活という「基本の虫歯予防」をしっかりとしたうえで「定期検診」も積極的に利用しているのです。
フィンランドでも予防方法の基本は同じ
日本でもフィンランドでも、小児歯科でアドバイスされる事は根本的に同じです。違いは「意識の違い」と言えるでしょう。
子供の虫歯が永久歯にどのような悪影響を与えるか、歯並びや虫歯のできやすさに影響を及ぼす事などを親がしっかりと把握し、熱心に子供の虫歯予防をしているのです。
歯磨き・フッ素・キシリトール・定期検診
歯垢を落とす、または歯垢になる前に糖分を掃除する「歯磨き」で汚れを落とし、フッ素やキシリトールでエナメル質を鍛えて「強い歯」をつくります。
そして自分で補えない箇所はプロの道具や腕を利用する「定期検診」を利用しましょう。これらを組み合わせる事によって子供の虫歯はほとんど予防できます。