胎児の歯はどうなっているの?
- 小児歯科
- 子供の将来のためにできること
生まれたばかりの赤ちゃんには歯がないと思っている方もいるかもしれませんが、お母さんのお腹の中にいる頃から歯は生え始めています。
妊娠して1ヶ月ちょっとで歯が生え始める
生後すぐの子に歯がないのは、まだ歯茎の下に潜っているからで、見えないところで歯は生えています。
従って、子供の歯の基礎をつくるのは、お母さんの栄養が大きく関係しているといえますね。
胎児の栄養はすべてお母さんの体からつくられるものです。お母さんの食生活が直接子供の歯にも関係してくるという事を忘れないようにしてくださいね。
お母さんのミュータンス菌を少しでも減らしておこう
妊娠中も積極的に歯医者に行く事をおすすめします。とくに、ミュータンス菌は子供が産まれる前に全て退治しておきたいところです。
レントゲンが心配な方も多くいらっしゃいますが、事前に歯科医師に妊娠している事を告げておき、もし歯科衛生士や助手が鉛のエプロンを忘れても、自分で気づくように気をつけておきましょう。
妊娠中だから麻酔が心配かもしれませんね。基本的に局部麻酔は胎児に影響はないとされていますが、万一の為一応事前に歯科医師に確認をとっておきましょう。
それでも安心できない、というのであれば、麻酔の治療は子供が産まれてからでもいいでしょう。